心温まる話?

2005年12月26日
http://www.1242.com/musicthon/

ニッポン放送ラジオチャリティーミュージックソン

俺は今の仕事を始めてから毎日ニッポン放送を聴いている。

まぁ元はオールナイトニッポンのハガキ職人(苦笑)だったから、ニッポン放送歴は人生の半分以上だ.。

この番組は24時間テレビ愛は地球を救うのラジオ版みたいな番組で、24時間番組をしながら募金を集めて、目の見えない人が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置する基金を募るチャリティ・キャンペーンで、俺が生まれる前からやっているらしい。

毎年12/24.25の二日間はこれを聞いて俺は仕事をしている。

普段お世話になっているニッポン放送のためにささやかながら毎年ス○ーエフにある募金箱に入れていた。

今年のパーソナリティはTOKIOの長瀬である。

俺は俳優としての長瀬が好きだ。(あくまでも歌手としてじゃないよ)

IWGPの真島誠役や、タイガー&ドラゴンの小虎(ことら)役が好きなのだ。

今年はその長瀬の為にちょっと多めに募金してやろうかなと思ってた矢先、今年のキャッチフレーズが俺の心に響いた。

「声に出して・・・ありがとっ!」

「ありがとう」は物凄く意味こもっている言葉だと思うんです。なかなか口に出して言えなかったりするけれど、声に出して言うのは大切なことだと思うんです。でも、僕が普段メールで「ありがとう」っていう言葉を使う時に、「ありがとう」って書くとちょっと照れくさいっていうか。
だから僕は照れ隠しをしつつも気持ちをこめた「ありがとっ!」って書くんですね、いつも。それで今回のキャッチフレーズを決める時に、スタッフと話し合って「ありがとう」を「ありがとっ!」にしたんです。

(長瀬談)

である。日本人というものは本当にありがとうとお礼を直接言うのが苦手な人種だ。

俺も決して得意ではない。

実の親に感謝の気持ちもちゃんと伝えられないぐらい不器用な奴だ。

ふと、今年を振り返ってありがとっ!と伝えたい人がいたかなーと思った時、すぐに思い浮かんだ。

いた、一人・・・・・・・・・・キミだ。

キミは俺が精神的なことで体調を崩し、負担に耐え切れなくなりクランを解散させたとき、ずっとそばに居てくれた。

ボロボロで自我が崩壊しそうなとき、励ましてくれた。

キミは誰よりも俺のことを理解してくれ、好きと言ってくれた。

そして今もそばに居てくれる・・・・・・・。

今の俺がこうして普通に生きていられるのは、キミのおかげだ。

そんなキミに俺はうまく感謝の気持ちを伝えられているのだろうか?

自問自答してみる・・・・・・・・伝えられてない。

だからこの機会に伝えようと思った。

募金額は・・・・・・・冬のボーナスから少しだけ、キミに買ってあげようと思っていたクリスマスプレゼントの予算だ。

そう・・・・・何を買ってあげたらいいのかもわからないプレゼント、どうやって渡したらいいのかもわからないプレゼントの予算だった。

キミはそういう気持ちでいてくれたことがプレゼントだと言っていた。

気持ちは伝わったのかもしれないけれど、お金は残っている。

行き場のなくなっていたお金だ。

俺はそのお金を全額、募金した。

そしてメッセージ欄になんて表現したらいいかわからなかったので、

「いつも俺を元気にしてくれる。幸せにしてくれるキミにありがとっ!」

と言うメッセージを残して。

このお金はキミにプレゼントという形では残ることはなかったけれど、首都圏の、そう、キミと俺が住むこの街のどこかの音の出る信号機の資金の一部として残るはずだ。

今年のクリスマス、すごく温かい気持ちで俺は過ごしている。

カーラジオから流れる、長瀬のヴォーカルのイマジンを聴きながら・・・・・・・。

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